末尾に、この解説で取り上げた本事件の重要な資料を紹介しました。
【第1部】東大 学問の自由侵害事件
【第2部・第3部】東大 学問の自由侵害事件
※ 重要証拠
今回の裁判の決め手となった証拠であり、上記の動画でも取り上げられている重要な資料を以下の2つ。
1、教員人事で、教員の「分野及びポスト」を変更する場合の手続を定めたルール
そのルールとし、発議した専攻で、再度、審議・決定することとされていることです(以下の注1)。
今回の教授人事では、このルールが無視されました。
その上、看過できないことは、今回の裁判の中で、被告東大がこのルールが存在することを知りながら、すっとぼけていたことです。
2、実際には開催されなかった2009年11月25日の分野選定委員会が開催され、分野の変更について討議され、柳田氏も含め全員一致で承認したとする虚偽の内容の報告書(これは学術経営委員会に提出され、承認された)。
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