本日、弁論再開の上申書を裁判所にFAX送信したところ、目にもとまらぬ早業で、裁判所から、
「判決に時間がかかっているため、弁論は再開しない」
と電話連絡がありました。
そもそも、審理が終結した後になってから、当事者が「弁論再開の上申書」を提出したからといって、裁判所はそんなものにいちいち関わらず無視するのが普通で、返答なぞしない。なぜ、今回だけ、電光石火の返答をしてきたのか、さっぱり分からねえ。
その上、中身もぜんぜん分からねえ。
裁判所は、原告が、公文書偽造の真相解明のために、偽造に関わった当事者の証人尋問を要求したのに対し、その必要なしとして全員却下し、これ以上審理しなくても判決に熟したと判断して、審理終結を宣言し、なおかつ用心のため判決言渡しまで3ヶ月という長期間を確保したのだ。
それだけ条件が揃っていれば、すんなり判決が書けて当然。 <判決に時間がかかっている>なんて、冗談じゃない。
もし、本当に<判決に時間がかかっている>のなら、その本当の訳は、本事件の真相解明が道半ばにも関わらず、裁判所が強引に封印してしまったからであり、そうであれば、封印を解いて、真相解明を再開するだけのこと。そうすれば、森友事件と同様、おのずと結論は明らかになるだけだ。
しかし、裁判所は、意地でも「弁論は再開しない」と封印は解かないことを宣言しながら、他方で「判決は時間がかかっている」と悲鳴を上げている。
この支離滅裂な状態の中から、いったい、どんなマジックで結論を導き出すのか、来週29日(木)の判決は見ものだ。
当日の判決とそのあとの記者会見に注目下さい。
◆判決言渡し
3月29日(木)午後1時15分
法廷:東京地裁4階411号法廷
担当部:民事14部
地図 ->こちら
◆記者会見
同日午後2時半~
東京地裁2階 記者クラブ
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