本日、被告筑波大学から答弁書が提出。
原告は、今年3月4日に、学問の自由の侵害に対し筑波大学を提訴すると公に宣言(そのブログは->こちら)。
6月18日の提訴直後に記者会見を開き(その動画を20日に公開->こちら)、全64頁の訴状も公開している(→こちら)。
裁判所からの第1回期日の連絡(->こちら)も、7月15日頃に届いている。
事前に、これだけ情報が伝わり、6月20日頃には訴状の内容も分かっていたはずなのに、それから2ヶ月以上も経った本日(9月1日)、筑波大学が全64頁の訴状に対し答弁してきたエッセンスは次の2行だけ。
たったこれだけ言うために、2ヶ月以上も費やしたのだろうか。
原告が、原告の論説に対する筑波大学の組織運営がコンプライアンス(法令遵守)に違反しているとその責任を追及している以上、これを受けて立つ筑波大学は、みずからの運営がコンプライアンス(法令遵守)に違反していないことを、明確に説明する責任がある。
しかし、この間、筑波大学はその責任を果さず、ズルズルとお茶を濁してきたから、原告は我慢の限界に達し、提訴するしかないと決意した。
しかし、 筑波大学は提訴されようがされまいが、自分たちが説明責任を果さない姿勢は不変であると、その態度を、この答弁書でも首尾一貫させた。見事というほかない。
だとしたら、これはもう、「大学失格」、公の存在であることを忘れた私物大学。
そんなものには、退場してもらうしかない。
そう思うのは、私だけだろうか。
Vernalossomから答弁書の提出はありませんか?
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